小栗旬×藤原竜也 蜷川舞台共演☆

ファンの皆様♪ おめでとうございます☆ 乾杯です★

小栗旬藤原竜也 蜷川舞台「ムサシ」共演☆ 感涙☆

小栗旬・・佐々木小次郎 × 藤原竜也・・宮本武蔵

演出   蜷川幸雄
脚本   井上ひさし書き下ろし 
     (吉川英治のベストセラー「宮本武蔵」をベースに)
主演   武蔵・・藤原竜也(26)小次郎役・・小栗旬(25)
他の出演 鈴木杏辻萬長吉田鋼太郎白石加代子・・・

さいたま 彩の国さいたま芸術劇場   来年3月〜1ヶ月半上演 
大阪   大阪シアタードラマシティー 4月〜5月の2週間 
海外   英国公演予定        2010年 春

素晴らしいですね☆




藤原竜也と小栗旬が舞台「ムサシ」で共演 - 芸能ニュース : nikkansports.com

http://www.tokyo-np.co.jp/tochu/article/entertainment/news/CK2008052802000177.html
。。。。日刊スポーツ。。以下全文掲載。。。。。
藤原竜也小栗旬が舞台「ムサシ」で共演記事を印刷する

 藤原竜也(26)と小栗旬(25)が井上ひさし氏作、蜷川幸雄氏演出の舞台「ムサシ」(来年3〜4月、さいたま市彩の国さいたま芸術劇場)で共演することが27日、分かった。若手実力派2人が演劇界の巨匠の新作時代劇に挑むもので、09年演劇界の話題をさらいそうだ。

 剣豪宮本武蔵を主人公にした「ムサシ」は二十数年前に井上氏の脚本でブロードウェーでミュージカルとして上演する企画が持ち上がったが、実現しなかった。それから20年経過し、井上氏と蜷川氏が3年前に「天保十二年のシェイクスピア」で初タッグを組み、2人による次回作の話になった時に「ムサシ」が再浮上した。主演の武蔵役には「天保−」に出演し蜷川氏の信頼も厚い藤原が決まり、ライバルの佐々木小次郎役は蜷川氏の「小栗にやらせたい」の一言で決まった。
吉川英治のベストセラー「宮本武蔵」をベースに井上氏が書き下ろす。ひたすら剣に生き、剣の力で世に出ようとした2人の剣豪の人生を新たな視点で描く。

 03年の蜷川氏演出「ハムレット」で藤原ハムレットに小栗フォーティンブロスで共演したが、絡みはなく、がっぷり組む芝居は今回が初めて。プライベートでも仲が良く、互いの舞台を見に行き合うという。6年ぶり共演に藤原は「1つの勝負ではなくお互いを受け入れ合いながら、良い舞台にしたい。彼が持っている絶対的な存在感、力強さ、勢いを借りながら、演劇界に新しい風を吹き込ませ、若く情熱的な疾走感ある宮本武蔵を演じていきたい」。小栗も「ドキドキを通り越してパクパク状態です。5年前に一緒に芝居をさせてもらいながら、日々その存在力に圧倒された藤原竜也と真っ向から戦う者として組ませていただく、こんな幸せなことはないのではないでしょうか。ついに来たなという気持ちです」。

 共演は鈴木杏白石加代子らが決定。東京公演後、大阪のシアタードラマシティで上演され、その後の海外公演も見据えている。

 [2008年5月28日7時4分 紙面から]



。。。。東京中日スポーツ。以下全文掲載。。。。
藤原竜也の武蔵VS小栗旬の小次郎 井上ひさし新作「ムサシ」で
2008年5月28日 紙面から

 劇作家・井上ひさし氏(73)と演出家・蜷川幸雄氏(72)という演劇界の巨匠2人が初めて新作に挑む来年3月上演の話題作「ムサシ」に、若き実力派・藤原竜也(26)が主演、小次郎役に今最も“旬”なイケメン俳優小栗旬(25)という顔合わせが実現することが27日、分かった。上演発表以来、数え切れないほどの売り込みがあったが、巨匠の眼鏡にかなった2つの才能が、火花を散らすことに。2年後の英国公演も見据えており、製作サイドはシェイクスピアの国で評判を取る傑作時代劇に仕上げる意気込みだ。

 「ムサシ」は、吉川英治の名作「宮本武蔵」を基に井上氏が、「武蔵に関する日本中の文献を読み込んだうえで書き下ろす」新作。これまでの考察から、剣豪は一度剣を置くという法則にたどり着いた井上氏が独自の視点で、武蔵の世界を創造する。

 実は、20数年前、米国で「宮本武蔵」がベストセラーになった当時、ブロードウェーでミュージカル化の話が持ち上がり、井上氏は脚本化の準備に入ったことがあった。結局、立ち消えになったが、長年の構想が日の目を見ることになる。

 井上氏と蜷川氏の“共作”も企画が浮上しては消え、待望の初顔合わせが実現したのは2005年。「天保十二年のシェイクスピア」を蜷川氏が演出、話題をさらった。昨年は、「薮原検校」を上演、今年は「道元の冒険」(7月7−28日、シアターコクーン)、「表裏源内蛙合戦」(11月9日−12月4日、同)と共同作業が続き、来年の「ムサシ」が満 を持しての新作になる。

 藤原と小栗は、藤原が2004年「ハムレット」でタイトルロールを演じたときに、小栗がフォーティンブラス役で共演しているが、この時は2人が絡む場面がなかったため、「ムサシ」でがっぷり四つに組むのが大きな見どころになる。

 ほかに鈴木杏辻萬長吉田鋼太郎白石加代子ら。来年3月から4月にかけて約1カ月半、彩の国さいたま芸術劇場で、4月から5月にかけての約2週間、大阪・シアタードラマシティで上演。2010年春には英国公演も行う予定だ。

藤原竜也の話
 井上ひさしさんの新作を蜷川幸雄さんの演出で、小栗旬という力のある俳優と一緒にやれることに非常に幸せを感じています。小栗くんとは久々の共演になりますが、一つの勝負ではなくお互いを受け入れ合いながら、良い舞台にしたいと思っています。また彼が持っている絶対的な存在感、力強さ、勢いを借りながら、演劇界に新しい風を吹き込ませ、なおかつ若く情熱的な疾走感のある宮本武蔵を演じていきたいと思います。

小栗旬の話
 ドキドキを通り越して今からバクバク状態です。正直まだどんな作品になるのかは分かっていませんが、今から約5年前に一緒に芝居をさせてもらいながら日々その存在力に圧倒されていた藤原竜也と今回は真っ向から戦う者として組ませていただくこんな幸せなことはないのではないでしょうか? ついに来たなという気持ちです。ムサシ藤原竜也のパワーに当てられぬよう、蜷川さんと共に仲間として、そしてライバル小次郎として自身の存在力の証明ができたらと思っています。

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旬君も、藤原君も、待ち望んでいた蜷川幸雄さんの舞台共演ですね。。
ハムレット』では、「藤原君の存在感に圧倒された」という小栗旬
いつも「藤原君のハムレットは凄かった」という旬君。
藤原君は素晴らしい☆ でもあなたも素晴らしい☆

あの時は、ハムレットの舞台稽古が始まった時に、旬君は別の舞台に立っていました。
(このブログの4月24日にもこのハムレットの稽古と別の舞台本番が重なっていたことを載せていますが、もう一度。。)

旬君は出会ってすぐ、蜷川さんに『ハムレット』の舞台でフォーティンブロス役で出るように言われます。
そして、藤原君に決まっているハムレットの台詞を、蜷川さんは楽しい思いつき?で、藤原君、旬君、井上芳雄さんの3人の俳優に交代でハムレットを演じさせようと、急に「ハムレット」の台詞も覚えるように旬君と井上さんにも言います。
この時「ハムレットの台詞を竜也さんしか覚えられなかった」と言われています。『カリギュラ』のパンフでもそう書いてあります。

でも、言い訳とは思いません。事実無理だったと思うのです。

そのハムレットの舞台稽古が始まった頃、旬君は別の舞台の本番中でした。

舞台 『宇宙でいちばん速い時計』 公演 2003年10月3日〜20日

舞台 『ハムレット』公演 2003年11月16日〜12月14日
  (数か月前に台本を貰い、各自台詞を覚え、皆で揃っての舞台稽古は約1ヶ月前からが普通。旬君は舞台稽古が始まった時に別の舞台の本番中なんですから。時間が足りません。)

別の役を舞台で演じている時に『ハムレット』の稽古が始まって、竜也さんは数か月まえからハムレットの台詞を覚えて舞台稽古に臨んでいるわけです。

旬君は別の舞台に打ち込んでやっているわけですから。フォーティンブロスでさえ大変だったと思います。「ハムレット」より出番が少ないので楽なように見えますが、ずっと物語の中に居て、一緒にテンションを保ち続けられる場合と、ずっと出番がなく、舞台の空気を感じられず、出るのは最後の大事な場面に。。というのも結構気持ちのモチベーション維持が大変だろうとベテランの俳優さんが旬君の事を語ってます。

ハムレットの舞台稽古の最初の数日間は、旬君が出られないので、他の方がフォーティンブロスの立ち稽古を代わりにやっていたそうです。
こういう稽古の最初に参加出来ないのは大変不利です。。
他の人への注意を聞いたり見たりしながら演出家の世界をつかんでいけますから。

旬君は、もう既にその世界が作られつつある舞台のチームに途中から入って、そのままフォーティンブロスを演じるように言われます。これはハムレットの台詞を覚える状況では当然なく、途中から参加してチームに馴染んで、フォーティンブロスを演じる事でも大変だっただろうなと思います。

別の舞台 『宇宙でいちばん速い時計』 公演 2003年10月3日〜20日 が終わってすぐ次の日、10月21日、舞台稽古に参加しています。

You tubeでその21日の様子が見れていましたが、消されていますね。
何故でしょう? 23日からの練習になっているようです。

蜷川さんが、舞台稽古に駆け付けた旬君を「小栗登場!」と旬君を舞台に上げます。「何やってもいいから。」と言われ、普通ならビビりそうですが。。素敵でした。。

長い脚で舞台を歩くだけでも、ちょっとした身のこなしが、発する声の高さや、颯爽と歩くテンポ、歩幅が、ちゃんと計算されていて、舞台のそのシーンをちゃんと支配していました。

途中からの稽古参加で、これだけ堂々とやれるのは感心しました。

この時の旬君を舞台で観た方々がこういった経緯を知らずに、未熟だという意見を述べているものも見かけます。旬君もそう言う声を聞いたと思います。
でも、別の舞台後すぐにこれだけ出来るのですから、もっと数ヶ月前から台詞だけじゃなく、心の準備が出来て、舞台稽古の初日から居られたら。。もっともっと良い物が見せられていたのではと思うのです。。。。。。

この舞台、母が観に行っていて、藤原君のハムレットはとても上手だったと褒めていました。フォーティンブロスの子は颯爽として雰囲気がとても素敵だった。。これからが楽しみ。と言っていました。(素人感想ですが。。。)

ですから、この準備段階の時点で準備も十分出来、主役を担って、プレッシャーもある中、、見事に演じた藤原君と、別の舞台に全身で挑んで、重なるようにこの舞台のラストを任された旬君とは、状況が全く違うのですから、この舞台での出来不出来は語れても、役者としての優劣などはつけられないと思います。。。
ご本人はいつも藤原君は凄かったと褒めています。。。

どちらも蜷川さんが認めた素晴らしい役者さんです。
お互いに刺激し合って、認め合って自分の魅力を増していけるような大きな役者さん達だと思いますよね。。。

千の目で、蜷川さんが二人を語っています。

  藤原竜也は盆栽の松
  小栗旬はまっすぐに伸びた大木

全く違った魅力を持ち、それを互いが認め合っている素敵なお二人です。
ワクワクしますね☆
素敵な舞台になることでしょうね。。☆

なんとなく蜷川実花さんの『妄想劇場』の好色一代男の旬君を
思い出しました。。。なので。。関係ないのですが。。