蜷川実花さん も 夏野苺さんも写真家。

蜷川幸雄さん。演出家の目は この役者が舞台でどう輝いて舞台を引っ張ってくれるか。。鋭く見抜くのだと思います。
蜷川実花さんも夏野苺さんも写真家で、小栗旬さんを鋭い感性で見てきた方達。
カメラを通して人を映し出す。その人に本質的な魅力があるかないか、カッコ良い外見にはたして中身があるのか、単にパッケージが良いのか。繊細で鋭い勘が働く方達。
そんな方達に 心底 愛され認められた小栗旬。なんて幸せな男でしょう。。

大きなバックなんてなくてもちゃんと力を付け、考えて頑張った経験がちゃんと魅力になっていった。。だから男も女も子供も大人も心を掴まれるのでしょうね。

蜷川妄想劇場 mika’s daydreaming theater

蜷川妄想劇場 mika’s daydreaming theater

蜷川実花さんの『妄想劇場』嬉しいトーク
この本の写真の後ろに 【backstage talk】 という撮影後記みたいなものがあります。
その中にある小栗旬さんのこと。。。。

今凄い事になっていますね、小栗旬君。
これほどブレイクする前から、父である蜷川幸雄の舞台によく出演していたので、舞台俳優としての姿を観る機会は何度かあったんです。

「立ち姿が美しい! 王子様みたい!」と、理屈抜きで感動しました。
 つい先日も、父が演出した小栗君の舞台『カリギュラ』を観てビックリ。とにかく小栗君、カッコ良く色っぽく演出されていて、
「父さん、本気で小栗君に恋してない?」と思わず疑ったくらいでした。

http://image.space.rakuten.co.jp/lg01/71/0000055371/21/img352ecfa7zik5zj.jpeg

舞台は、彼が全編出ずっぱりですが、細身で筋肉質な肉体も醸し出すオーラもうっとりするほど美しかった。

カミュの本なので相当難解なはずなのに、最後まで観客全体の集中力が途切れることがなくて・・・。
それはみんなが小栗君のかっこよさに釘付けだったからだと思います。

そんな舞台上出の彼の魅力を知っていたからか、この時も「生粋のモテ男」という設定で、遊廓をイメージさせるセットの中で思いのまま動いて貰いました。

持前の演技力で、どんどん妄想物語の中に入り込んでくれた。後半は「こう言う物語にしない?」なんて自分から提案してくれたり、本当に演じることが好きな人なのだと思います。今、写真を改めて見ても、本当に全身・・指先まで「モテ男」ですね〜。

容姿や、色気は勿論、演技の地力もあるし、情熱家だし、役者として必要なスキルや魅力が全部高いポジションでそろっている。優しいけど、ちょっと悪っぽい雰囲気も備えていたりする。女子のツボを全方位から押さえている点では、「ハワイみたいな男だな」と思います。。

享楽的なメジャー感はもちろん、知れば知るほど奥深さもある。だから、最初は「ハワイに興味がない」って言うヒネた人も一度行けば、夢中になってしまう。
何だかんだ言ってもみんな大好き。「ハワイが最高!」ってなる。

世間のモテっぷりはもちろん、普段の彼も知れば知るほど本当にモテ男なんだろうなと思います。

昨年、放映されたドキュメンタリー番組の中で、彼が多忙でボロボロの場面がありましたが、実はあの日、私との撮影があったんです。

たしかに疲労困憊していたけれど、とてもいい写真が生まれました。帰り際、「良かった〜今日実花さんで、癒された〜。ありがとう」って。ほんとによく出来た子です。さり気なく優しくちょっと甘えも含んだ言い方にやられました。本人にその気がなくても、そんな小栗君の何気ない仕草や行動にそこら中の女の子がまいっていると思います。

女がときめくツボを本能で知る 罪深くも愛すべきモテ男。。。

と、あります。。。写真家ですけど、文章力もおありで、言って頂きい事を語って下さってます。。