小栗旬 舞台『ハムレット』『タイタス・アンドロニカス』
一つの仕事に向かって真摯に臨んだモノが また次に声をかけて貰ったり、その仕事ぶりを見ていた方から声がかかったり。。次々に ちゃんと実を結ぶのが 小栗さんを見てると解ります。。
『宇宙でいちばん速い時計』の舞台公演が終わって、『ハムレット』の立ち稽古がもう始まっている途中から参加して、終盤に出てくるフォーティンブラスを演じた小栗さん。
この舞台をイギリスのプロデューサー、セルマ・ホルトさんが観ていて、小栗旬を気に入り、絶賛してくれていました。
そして、のちに、イギリスでのシェイクスピア・フェスティバルに『タイタス・アンドロニカス』の参加が決まった時に、この方、小栗旬をエアロン役にと、推薦しました。
このエアロン役は、実は小栗さんが初演の『タイタス・アンドロニカス』を観にいって、岡本健一さんが演じるエアロンを観て、やりたいと思ったそうです。。小栗さんが演じたのは、再演の『タイタス・アンドロニカス』のエアロンで、小栗さん以外は、他の方は2度目という出来あがったチームでした。
蜷川さんの抱いた初対面の時の小栗さんのイメージも、エアロンに近かったのか。。エアロンを演じる小栗さんに「あの頃のお前を連れて来い!」と。
セルマ・ホルトさんが抱いたのも小栗さんのエアロン。
蜷川さんも。
小栗さんも演じたいと思ったエアロン。
素晴らしいです。。よね?^^
雑誌のインタビューにもありますが、こちらにもあります。
小栗・・・ あまり蜷川さんが会ったことのない若者だったらしくて。そのとき僕、スケボーばかりやっていたころで、髪の毛をひっつめて、いろんなものをジャラジャラつけて歩いていたんですよ。「エアロンを演るときには、あのころのお前を持って来い、ブッ飛んでやれ」と言われています