web ザテレビジョン 。「今週の注目人物 」旬君

毎週放送のテレビ映画から1人をクローズアップ!
今週の注目人物 27日放送された「クローズZERO」の小栗旬

人気と実力を兼ね揃えた若手No.1俳優

http://blog.television.co.jp/cinema/people/2009/03/post_119.html


人気と実力を兼ね揃えた若手No.1俳優
主演作「クローズZERO」(2007)が27日(金)にTBS系で放送。
映画やTV、舞台など多方面で活躍し、いまや日本で最も注目を浴びる若手俳優と言える小栗。クールでスマートな“イケメン俳優”といったイメージの強い彼だが、実際は現場のムードを明るくさせるほど人懐っこく、“演じる”ことに対して非常に熱い一面を持つ。「いただいた役はどんなことがあってもやり抜きたい」と語るように、どんな作品の役作りも真摯に取り組み、地道に努力と実績を重ねてきたからこそ、人気だけではなくその演技力を評価する声は多い

11歳で子役エキストラとしてデビューした彼は、'99年「しあわせ家族計画」で映画初出演。主にTVドラマで露出を増やしていく一方、江戸時代の刺客を演じた「あずみ」(2003)をはじめ、ロボットコンテストを目指す落ちこぼれ高専学生にふんした「ロボコン」(2003)、幼い頃に受けたいじめが元で二重人格者となった少年役の「隣人13号」(2004)など、コンスタントに映画出演も重ねる。

そして、超お金持ち高校に通うセレブ高校生・花沢類を演じたドラマ「花より男子」(2005)で、彼の俳優生活は大きな転機を迎える。この作品で演じた、容姿端麗でナイーブな“王子様”キャラが彼のもつソフトな雰囲気にぴったりはまり、作品のヒットとともに一気に人気が爆発した。

その後一層活躍の場を広げつつ、ブルーリボン賞作品賞を受賞した「キサラギ」(2007)、全編英語のせりふによる異色和製ウエスタン活劇「スキヤキ・ウエスタン・ジャンゴ」(2007)など話題作に続々と出演。「代表作のひとつと胸を張って言える」と言わしめた「クローズZERO」では、TVでついた“王子様”キャラから一転、すごみの効いた鬼気迫る演技で激しいケンカ・シーンを体当たりで演じ、男子校の覇権を目指す“ワルメン(不良)”を熱演。女性ファンばかりでなく、男性ファンをもとりこにするほどの演技力を見せつけた。

そんな「クローズ―」の続編で、彼の最新作となる「クローズZEROII」が4月11日(土)より全国東宝系で公開。前作から8カ月後、不良の巣窟・鈴蘭男子高校と“殺しの軍団”と恐れられる鳳仙学園の抗争が描かれる本作で、小栗は前作に引き続き滝谷源治を演じる。また、秋には芥川龍之介の小説「藪の中」を映画化した「TAJOMARU」の公開も控えている。