「間違いの喜劇」。。


  
中超司さんの美術。。建物。。扉も窓も鏡で開閉出来る。。
光や裏が映り込まないようにする。。
大変なものだと思います。。
しかも。。さいたま。。大阪。。福岡。。名古屋公演があって。。
壊して運んでまた組み立てる。。
カリギュラもそうでしたが。。見事でした。。。


音楽の笠松さんも凄いです。
<パンフより。。>
蜷川さんの望む音楽に「はい。あります。。」と。。いくらでもリクエストに応える。。どれだけ準備しているだろう。。
それでも。。蜷川の要求に数秒躊躇するだけでも悔しいという。。今回の生演奏のために、高価な黒檀の笛を自腹で購入したというこだわりの職人だ。。

蜷川さんに質問:小栗さんにはどのような演劇的冒険を課しているのでしょうか。。?
持って生まれた外観や声の良さなどを大いに生かして、映像でやっている現代性の表現ではなく。。古典の持つ骨格を演技に組み込んで巨大な構想を担える俳優になって欲しいなあと思っています。。 


「間違いの喜劇」のプログラムの中に。。キャストひとりずつの紹介と。。プチアンケートがあります。。


アンケート。。質問は下の3種類で人によって違います。。。。

QA:好きな、または影響を受けた喜劇人
QB:間違った、または間違えられたエピソード
QC:女性を羨ましく思う瞬間


旬君:QA・・ジムキャリーは素晴らしい表現者。彼がアンティフォラスをやったら絶対面白いと思う。彼を意識した動きを取りいれてる箇所もあります。。

高橋洋さん:QA・・渥美清。というか、「男はつらいよ」のフーテンの寅次郎。とにかく面白い。

月川さん:QC・・・ないですね。。ただひとつ子供が産めること。。自分の分身は見てみたい。

吉田鋼太郎さん:QA・・岡八郎。。花紀京。。船場太郎。。
鋼太郎さんは22歳の時にアンティフォラスの弟を。27歳の時にアンティフォラスの兄を演じたことがある。本当です。小栗より二枚目でした。って。。

小栗了さん:QB・・蜷川さんに弟(旬)と間違えられた。。
了さんは。。この「間違いの喜劇」の前にも。。
蜷川さんの舞台「幻に心もそぞろ狂おしのわれら将門」2005年に出ていて。。これは2度目だそう。