「偶然の音楽」

「偶然の音楽」直前に公開になったトオルさんの刑事ものの映画。。舞台公演と映画上映が重なっていたのですが。。。
刑事もの。。何だかね。。ご縁を感じちゃうわけですよ。。^^
2005年公開映画「まだまだ危ない刑事」のトオルさん。公開時40歳。撮影時は39歳の。。
2009年放送「東京DOGS」の旬君。。26歳。。。。


このブログを読まれてきた方には。。しつこい。。かも知れませんが。。
そういう私です。。^^;

シュアリー・サムデイ」のきっかけは。。
2005年の舞台「偶然の音楽」の公演に。。
「ハングリーキッド」で仲良くなった武藤さんが来て下さって。。
それまでに。。自分ではどうしてもうまく書きあげられない話についてお話出来たこと。。

「偶然の音楽」に白井晃さんがオファーして下さったから。。
仲村トオルさんと舞台を成功させられたから。。
(公演中。。丸々「花男1」の撮影と重なってました。。)

東京DOGS」の出演は。。トオルさんの舞台公演のお忙しい合間に撮影されました。。

ANNで。。「トオルさんとお話ししました。。」と伝えてくれて。。
トオルさんがお忙しくて。。旬君も忙しそうで。。お話出来たか心配でしたけど。。嬉しかったですねぇ。。(*^-^*)


トオルさんが当時。。仰って下さった言葉。。

翻訳ものの小説をなかなか最後まで読み通せない僕が、この原作をスムーズに読めたのは、ナッシュに自分との接点を感じていたからだと思います。
ナッシュと深く関わり合う青年ポッツィーは小栗旬が演じる。

小栗君とは今年の1月から3ヶ月間テレビ「救命病棟24時」で一緒だったんです。その頃既に舞台のお話を頂いていて、小栗君が出演することは聞いていた。

僕は出演の返事をまだしてなくて、大体ギリギリまで、出演依頼の答えを悩むタイプなので。でも、ドラマの出演者の顔合わせがあった時に、小栗君の第一印象がとても良かったんです。 この舞台をやろうと思った決めた理由の一つは、彼を良いなと思ったこともありますね。。どんな作品になるか、わからないけれど、彼となら大丈夫な気がして。。」。。 




2005年10月公演「偶然の音楽」
9月で40歳になったというトオルさんと。。誕生日前で22歳の旬君





白井晃さんの旬君を選んだ理由。。
小栗君に興味を持ったのは「GTO 」をたまたま観て。
あの若者たちの中で、凛とした立ち姿が目立っていて、

ナイーブそうだけど芯がありそうな感じがしたんです。それで、ある作品で声をかけさせて貰ったんですが、その時はスケジュールが合わなかった。

『宇宙でいちばん速い時計』でまた声をかけたのは、役に合うというのもありましたが、それ以上に小栗君と会う機会を作りたかったんだと思います。


一度やってみたら、非常に勘がいいことがすぐにわかったのと、よけいなことをしない人だという感じがした。こういう世界でやっていると、どうしても演技の部分でいろいろ覚えちゃうんですよ。でも、彼は真摯にその役を生きようとする。

『偶然の音楽』。。
ポールオールスターの作品を舞台化するのは2度目です。久し振りに彼の作品を読んだ時に琴線に触れたというか、昔自分が演劇をやりたいという衝撃を覚えた時の感覚に似た心の揺れを感じたんですね。

『偶然の音楽』では主人公のナッシュの心象に非常に共鳴しました。

正直言うと自分でやりたい役なんですが、やるより作りたい気持ちの方が強いから、それなら仲村トオルさんにやってもらいたいとお願いしたら引き受けてくれて。

そして、ナッシュに対してポッツィーという存在は何かと考えたとき、幻影のように現れて、自分を違う場所に連れて行ってふっと消えてしまった人間なのかなと。。という事は、もしかしたら現実のものではなく、自分に内在するものかも知れない。

そう考えていったときに、小栗君みたいな男になら、ふっと近づいて来て、「白井さんさぁ、ちょっと向こうへ行こうよ」って言われて引きずられてもいいかな(笑)って。。
会ったばかりで一緒に旅をするんですから、どこか可愛げもあるんだろうし、ナッシュの心境を変化させる存在だから、僕自身にとって自分にない部分だとか、こうなりたかった部分だとか、そういうものを持っている人物であって欲しい。

それで、これはもう、小栗君でなくては。。と思ったわけです。。

彼のナイーブで、やんちゃで奔放なところが出ると良いですね。