なぜ小栗旬は、漫画原作のキャラクターを多く演じるのか?
嬉しい記事。。^^
記事より。。
漫画が好きで、「楽しんでやっている」という姿勢は、間違いなく、スタッフや他のキャストにも伝染する。。。そして、原作に最大の敬意を込めて、実写化に立ち向かう。
そんなファンとしての視点を持った(旬くんの)存在は、監督・スタッフにとっても力強い存在となるはずだ。
小栗旬は、「彼なら、漫画原作のキャラクターに息吹をもたらしてくれる」というオーラをビンビンに感じさせてくれる男なのだ。。
(それと。。原作の画のスタイルの良さを体現できる。。なかなか居ないルックスの良さもね!!
(顔が小さい。。背が高い。。足が長い。。大事な運動神経もいい。。声もいい。。)
なぜ小栗旬は、漫画原作のキャラクターを多く演じるのか? /2014年6月15日 - コラム - クランクイン!
2014年06月15日 08:00
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なぜ小栗旬は、漫画原作のキャラクターを多く演じるのか?
人気漫画の実写化作品への出演が続く小栗旬 クランクイン!
先頃、人気漫画『信長協奏曲』の実写ドラマ化が発表され、小栗旬が主演を務めることがわかった。小栗旬といえば、8月公開の映画『ルパン三世』の主役にも抜擢。大いに話題となったが、ふと振り返ってみると彼、漫画原作の実写化作品への出演が実に多いのだ。
役者として初めてレギュラー出演を果たしたのが、藤沢とおるの同名漫画を実写ドラマ化した『GTO』。ひ弱なイジメられっ子ののぼる役での登場だった。そして、一気に知名度を上げたのが、ドラマ『花より男子』の花沢類役。学園を牛耳る御曹司4人組・F4の中でも、ちょっとミステリアスで、だけど笑うと最高に可愛い。そんな類役を透明感たっぷりに演じて、女性たちのハートを鷲掴みにした。
また、少女漫画のドラマ化では、『花ざかりの君たちへ〜イケメンパラダイス』の佐野泉役も忘れがたい。
その他、単独でのドラマ初主演作となった『名探偵コナン10周年ドラマスペシャル「工藤新一への挑戦状〜さよならまでの序書〜」』や、映画でも、ワルメンブームを巻き起こして彼の代表作となった『クローズZERO』(07)をはじめ、『岳−ガク−』(11)、『宇宙兄弟』(12)など、出てくるわ、出てくるわ。なぜ、小栗旬は漫画原作への出演がこんなにも多いのだろうか。
そのひとつの要因には、小栗自身が自他共に認める“漫画好き”であることがあげられるだろう。友人の勝地涼が『クローズ』シリーズ最新作『クローズEXPRODE』(14)への出演が決まった時のエピソードに、こんな話があるという。
「勝地さんが、親友でもあり、『クローズ』チームの先輩でもある小栗さんに相談に行ったらしいんです。そうしたら小栗さんは、漫画をバンと勝地さんの目の前に置いて、『漫画にヒントが落ちているんじゃない?』とアドバイスしたらしいんです」(映画ライター)
また、『クローズZERO』のメガホンを取った三池祟史監督は多作で知られる監督だが、漫画原作を撮る時に最も大事にしていることは、「その漫画の一番のファンになること」だそうだ。それくらい、原作を愛することができれば、自分の撮る作品に自信を持って挑むことができる。小栗の作品への臨み方も、これと同じ“熱”を感じるのだ。
例えば『ルパン三世』では、ルパンスタイルを極めるために8キロもの減量にトライ。自分から出版元のスクエアエニックスに電話をかけて出演交渉をしたという『荒川アンダー ザ ブリッジ』に至っては、爆笑必至の特殊メイクでかっぱの村長役を演じきった。心底、そのキャラクターや原作を好きでなければ、ここまでノリノリで役に没頭することはできないのではないだろうか。
「楽しんでやっている」という姿勢は、間違いなく、スタッフや他のキャストにも伝染する。そして、原作に最大の敬意を込めて、実写化に立ち向かう。
そんなファンとしての視点を持った存在は、監督・スタッフにとっても力強い存在となるはずだ。小栗旬は、「彼なら、漫画原作のキャラクターに息吹をもたらしてくれる」というオーラをビンビンに感じさせてくれる男なのだ。(文:成田おり枝)