小栗旬、『CRISIS』第8話アクションは「日本のテレビドラマ史に残る」

小栗旬、『CRISIS』第8話アクションは「日本のテレビドラマ史に残る」 | ORICON NEWS

2017-05-30 07:00

 俳優の小栗旬が主演する30日放送の関西テレビ・フジテレビ系連続ドラマ『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』(毎週火曜 後9:00)第8話では、これまで過激なアクションシーンが話題となった同ドラマでも特に規格外となるバトルシーンが展開。小栗は「『CRISIS』はアクションが売りではありますが、これまでアクションで話を終わらせることはありませんでした。でも第8話だけはとんでもない、日本のテレビドラマ史に残るアクションをやって終わらせます」と並々ならぬ自信をのぞかせている。

画像・写真 | 小栗旬、『CRISIS』第8話アクションは「日本のテレビドラマ史に残る」 2枚目 | ORICON NEWS


 今回は小栗や西島秀俊演じる田丸三郎らが所属する特捜班5人が乗り込んだカルト教団の150人近くいる出家信者を相手に7分30秒のノンストップ対決が実現。すでにバトルの最後に小栗、西島を待ち受ける敵役として、現役の人気プロレスラーである後藤洋央紀新日本プロレス)と土井成樹ドラゴンゲート)の出演が発表されている。

 西島は「小栗君がプロデューサーに『もっと強い敵を用意してくれ!』と言っていたら、今回本当に最強の男たちと対決することになりました。後藤選手も土井選手も文字通り規格外な人でした。小栗君をはじめとしたキャストとスタッフの覚悟が詰まったシーンになっています」と手応えをにじませる。

 完成作品を観た小栗から「狂ってるね。ヤバすぎる。スゴすぎる。見た人は、絶対にビックリするよ」と電話を受けたという白木啓一郎監督(カンテレ)は「20年以上のテレビマン人生で、間違いなく一番大変な撮影でした。キャスト、スタッフともに熱の入れ様が半端なかったです。小栗さん、西島さんをはじめ、役者の身体能力が高いのは言うまでもないですが、現場にいる全員の心が一つになりました」と振り返る。

 「物理的な制約が多すぎて何度も諦めようと思った僕の背中を、皆が押してくれました。後にも先にも、こんなシーンが撮影できるのは『CRISIS』だけだと思います。このシーンの撮影に、場所の下見だけで5回以上、アクション練習にのべ1ヶ月、現場リハーサルに2日かけた上で臨み、撮り上げました。ぜひ、見ていただければ幸せです」と総力をかけて臨んだ壮絶バトルに期待が高まる。

 第8話では、田丸の手引きによってカルト教団でスパイ活動を行う林智史(眞島秀和)がテロの情報を手に入れる。長期間のスパイ活動に疲れ果てた林は、情報を伝える代わりにスパイを辞めて妻の千種(石田ゆり子)の元へ帰りたいと持ちかける。千種に対して特別な感情を抱く田丸は動揺するが、上層部はその申し出を承諾。林が入手したテロの決行日時、警備を任された特捜班だったが、意外な展開が待ち受けていた。