小栗旬の龍馬、ついに登場 青木祟高の顔芸も話題の『西郷どん』新章突入


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2018年7月16日 11時22分


 NHK大河ドラマ西郷どん』(NHK総合/毎週日曜20時ほか)の26話が7月15日に放送され、SNS上は小栗旬演じる坂本龍馬の初登場に熱狂した。

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 徳之島、沖永良部島に流されて1年半、吉之助(鈴木亮平)が薩摩に戻ってきた。藩主・茂久(長田成哉)は、父・久光(青木祟高)の意向に反し、京へ上れと命令する。

 かねてから吉之助の“上京”を要請していた一蔵(瑛太)は、その知らせをある人物に告げに行く。それが岩倉具視笑福亭鶴瓶)であった。さらに吉之助の噂は、勝海舟遠藤憲一)と坂本龍馬小栗旬)の耳にも入る。

 吉之助が入った京では、朝廷、幕府、有力諸藩がともに政治を行う「参預会議」が行われていた。だが、慶喜松田翔太)は考えをころころと変え、周囲を困惑させるばかり。話が決裂した久光は、「もうええって! 無理無理無理! 一蔵帰っど! おいはもう帰る! 帰る帰る」とだだをこねて立ち去ってしまう。そんな状況の中、一蔵は吉之助に「薩摩を救ってくいやい」と懇願する。彼の答えは……。

 今回から「革命編」がスタートし、明治維新でおなじみの志士たちが登場した。その中でも以前から期待の大きかった坂本龍馬演じる小栗旬に対する反響が大きく、「小栗龍馬キターーーーーー!!!」「小栗旬かっこいいぜよ」とSNS上が熱狂した。

 前半を盛り上げたキャストも再集結。品川宿・磯田屋の飯盛女であったふき(高梨臨)は、慶喜の側室になって再登場したため「おめでとう」といった祝福の声が寄せられた。さらに吉之助に心を寄せながらも他家に嫁いだ糸(黒木華)も、1話冒頭で吉之助の3人目の妻として登場していることから、今後の展開を楽しみにする視聴者も多かった。

 注目を集めたのは久光を演じる青木の怪演。うとましく思う吉之助を前に、目を血走らせながら銀のキセルカリカリと奥歯で噛みしめ、「一橋も好かんが、お前はもっと好かん!」と、火がついたまま投げ捨てる一幕も。さらには顔をゆがませて「下がれぇ!」と絶叫。そのオーバーアクションに「人間臭くて可愛くて憎めない」「久光見ると笑えてくる」と好感をもって受け入れられていた。