小栗さん  高橋洋さん。。

初演の『お気に召すまま』『間違いの喜劇』再演の『お気に召すまま』で共演された高橋洋さん。物静かなクールな方ですが、小栗さんがお酒の場にも、遊びの場にも引っ張り出したという^^。。例の如く仲良しになった先輩。

シリアスな役を多く演じていた洋さん。コミカルな役を演じてからは、同じシリアスな役を演じるのにも、変化があったと仰っています。

シリアスな役ばかりを演じていた場合、役に向かって真っ直ぐに入って、入り込めば入り込むほどいいというやり方でしたが、コミカルな役は、ある程度自分から役を離して、演じてる自分を上から操ってる部分がないといけなくて。どこか乾いた視点がないと面白さが出ない。3年前にそういう役をもらったときに、「あ、俺にはない、今のままの俺じゃ足りない」って思ったんです。初めて「技術がないといけないんだ」という感覚になりました。気持ちが入っていればいい、伝われば良いと、思っていたけど、それだけじゃ足りないだ、自分に対して客観的にならないと次に行かないと思って。

喜劇をやった後の『オセロー』は面白さが違ってきたと思います。イアーゴの二面性を見せなくてはいけなくて、劇中でも自分をコントロールするから、そこに通じる面白さがあったし、細かく感情を切り替える演技とか、喜劇を経験したことでやれた部分もたくさんありました。

そのきっかけの作品が 『間違いの喜劇』。小栗さん初の主演舞台。
この高橋さんと小栗さんは 一人二役で、出番も動きも台詞も多く、二人の台詞の掛け合いが楽しい作品ですが、洋さんも旬君も苦労されて、
それが次につながって、器を大きくし角度を広げてくれる経験になっているようですね。。。

http://crows-zero2.jp/』は前回の後、再演の『お気に召すまま』「りの君」主演舞台『カリギュラ』連続ドラマ初主演「ボンビーメン」ドラマから映画化した助演『花男F』。。色々と経験をしてますから。。また素敵な源治を見せて貰えるといいですね。。

洋さんの事は携帯サイトでも紹介されてます。
小栗さん本人ブログ 2007年8月5日の『初の』というタイトルのところに。この日は2回更新してくれていて、昼の更新ので洋さん。夜のはナリ君とのこと。


この雑誌の写真より

ドローミオ役の高橋洋さんと小栗さん。


高橋洋さん。。98年の『ロミオとジュリエット』99年の『かもめ』『1998・待つ』『血の婚礼』05年『天保十二年のシェイクスピア』06年の『間違いの喜劇』07『オセロー』

演劇ぶっく」2008 6 のインタビューより。。一部を掲載。