小栗旬22歳。2005年。初夏。秋に『偶然の音楽』が予定されている頃
『宇宙でいちばん速い時計』に続いて2度目となる白井晃氏の構成演出。

木寺紀雄 撮影  レプリーグBis 2005 July.vol.1 より

 「白井さんにはずっと以前から声を掛けて貰っていてやっと「宇宙で〜」でご一緒出来た作品です。やってみたら教わることが沢山あって、役者として凄く面白かった。だからまた白井さんから話を貰ったら絶対やりたいと思ってたんです。」

この頃、から。。。「役者としてだったらなんだってできます。」「役者という立場に居る時に『これは出来ないです』って言ったら自分は負けだと思ってるので。
僕はどちらかというと、自分は駒だと思ってる方の役者なんです。出来る限り演出家や監督の要望に近づけられたらいいなあっていつも思う。
ですから、逆に何も言われないと戸惑っちゃうというところはありますね」
まだ他にも色々と語ってます。「いつかミュージカルもやりたい。」とも。。
 記者が「やっていて手応えを感じた仕事のことを語っていると目の輝きがどんどん増してくる。質問一つひとつに真面目な姿勢でそして派手には表現しないが素直に感情を出してくれた小栗。撮影の際も、たまたま私服のまま撮ることになったせいもあるのだろうか、ごくリラックスした表情でカメラの前に立っていた。」と。