netニュースより。。(3)


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7月6日21時15分配信 cinemacafe.net


TAJOMARU』完成報告会見にて(左から)中野監督、やべきょうすけ、柴本幸小栗旬田中圭松方弘樹、山本プロデューサー
黒澤明の不朽の名作『羅生門』の原作としても知られる芥川龍之介の「藪の中」の登場人物の一人、伝説的な大盗賊・多襄丸を新解釈で描ききる『TAJOMARU』。9月に公開を控えた本作がついに完成を迎え、7月5日(日)、監督を務めた中野裕之、主演の小栗旬柴本幸田中圭、やべきょうすけ、松方弘樹山本又一朗プロデューサーと、主だったメンバーを揃えての完成報告会見が行われた。


来る七夕に因んで、この日キャスト陣は全員浴衣姿で登場、会場は立ち見が出るほどの超満員に。短髪姿をお披露目した小栗さんは、早速髪型について指摘されると「坊主はTAJOMARUの気合いでやったと言えと言われましたが、実はそういう訳ではないんですよね」と笑って説明。

多襄丸(直光)は、名門の生まれながら、地位も名前も捨て、盗賊として生きていくが、小栗さんは「何で生き続けていくんだろうということを考えながら演じました。失ってまで生きてもがいていく…いまの自分たちには想像できないことですよね。演じるのが難しかったというよりは、刺激的でした」と役への思い入れを語った。

また、本作の見どころとなる刀での立ち回りシーンの感想を尋ねると、「松方さんのスピードについていくのがやっとでした。松方さんとご一緒したその日一日で成長できた気がします。また、圭くんは直接の後輩なので、遠慮なく出来ました(笑)」といたずらな笑みを浮かべた。

これに対し、直光への謀反を企む桜丸役の田中さんは、役とは裏腹に「旬くんは目標の人なので、委縮してなかなか自分の思い通りに出来ず苦しかったです」と悩んだ様子。だが、「夜、お酒を飲んで酔っ払っていたときに、旬くんが『芝居のときもいまみたいにかかってこいよ』と言ってくれ、ラストは先輩ということを忘れて桜丸として直光にかかっていけました」と役になりきるまでを明かした。


直光に多襄丸の座を授ける旧・多襄丸役の松方さんは、撮影の様子を聞かれ、「みんな本当によく飲んでました。圭くんなんて酔っ払っているとこしか見てないです」とコメント。小栗さんに対しては「不良性感度が豊かで、手足も長く、顔も小さく、本当にうらやましい限りです」と半ば、うらやましそうに称賛の嵐

とにかくよくお酒を飲んでいた現場だそうだが、その原因はこの人にあり? 「盗賊のイメージを仲間と話し合い、『盗賊は飲むんじゃね?』ということで、自分は酒が強い方ではないのですが、がんばりました。『昼は盗賊、夜、宴会』という台詞は自然と生まれました」と話すのは、盗賊のリーダー・道兼役のやべさん小栗さんとは『クローズ ZERO』に続く共演となったが、「頭としての演技を見せてくれて、俺たちを引っぱってくれました」と厚い信頼を寄せた

柴本さんは、時代に翻弄されるヒロイン・阿古を演じたが、「ひとつひとつ理解しようとするのは難しく、メンタル面でもハードな役柄だったので、現場に入ってみんなに助けてもらいました」と撮影をふり返った。

また、撮影中によく涙を流したという中野監督は、「沼で多襄丸が刀を抜くシーンはすごい大切なシーンだったので、うまくいって泣きました」とのこと。「この映画は役者力でできた映画なので、拍手をお願いできますか?」と観客に呼びかけると、盛大な拍手が返ってきた

そして最後に、一同、短冊にしたためた願い事を披露。それぞれが映画をヒットを願う中、田中さんは「人を切らなくてものし上がれますように(笑)」とのこと。そして小栗さんからは「もっと自由になれますように。僕たちの時代の自由って、何でも手に入っていろいろ出来てと一見、自由そうですが、精神的には自由じゃない気がするので、そういう意味を込めて」と作品に通ずるメッセージを贈った。

TAJOMARU』は9月、全国にて公開。




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2009年7月5日 MovieWalker




左から:中野裕之監督、やべきょうすけ、柴本幸小栗旬田中圭松方弘樹、山本又一郎プロデューサー

小栗旬主演の時代劇アクション『TAJOMARU』(9月公開)が遂に完成。7月5日、ユナイテッド・シネマ豊洲で完成報告会見が行われた。

登壇したのは、小栗旬柴本幸田中圭、やべきょうすけ、松方弘樹中野裕之監督、山本又一郎プロデューサーの7名。七夕が近いということで、キャストは全員浴衣姿で登壇した。

小栗が演じるのは、芥川龍之介の「藪の中」に登場する大盗賊・多襄丸(たじょうまる)。黒澤明監督作『羅生門』(50)で、三船敏郎が演じた伝説的な盗賊だが、『TAJOMARU』ではこの多襄丸を主人公にした、オリジナルストーリーが展開される。

多襄丸は、高貴な生まれながらも、地位も名誉も捨てて、盗賊として生きていく。でも、たったひとつ、女は捨てられなかったという男前なキャラクタ−。このことにちなんで、「自分がどうしても捨てられないものは?」という質問が。

小栗は真剣な表情でこう答えた。「僕は基本的に物を捨てられないので、家の中は物だらけです。でも、本当に捨てられないもの、それは自分自身でしょうか。そういうものを捨ててまでは生きていたくないなと」

そんな小栗の多襄丸ばりに男らしい生き方は、共演した松方弘樹のこんなコメントからもうかがえる。「最近テレビが幅をきかせているもんですから、俳優さんにしても女優さんにしても“いい子”や“いい人”が多いんです。でも、旬くんのいいところは、“不良性感度”が豊かなところです

続いて「捨てられないもの」について、ヒロイン・阿古姫役の柴本幸は「人の思いってのは大切なので、いただいた手紙は捨てられないです。箱に入れてとってありますね」と答える。

田中圭はふたりの真面目な答えにどう続けようかと、とまどいの表情でマイクをとった。「僕にとっての捨てられないもの、なんですかね……。いっぱいあります。うーん……。身体を洗うタオルがそろそろボロボロなので、捨てなきゃなと(会場・爆笑)」

続いてやべきょうすけは、困ったような表情でこうコメント。「今の圭君の後なので、どっちにいけばいいか、悩みますが(苦笑)。普通に言うと、人の気持ちですね。そういう感謝する思いは、捨てようとも思わないので」。その後、お笑い担当のやべは、空気を読んでこう付け加えた。「あ、捨てられなかったものと言えば! 今日、朝早くて、燃えるごみが出せなかったってことで。だだすべりですが(会場・笑)」

会見の最後には、七夕のお約束ということで、短冊にそれぞれの思いを書いたゲスト陣。小栗はここでも「もっと自由になれますように」と、自由人を目指す多襄丸さながらの願いを綴った。「僕らの世代ってのは、正直、本当の自由っていうのをはき違えていると思う。今の自分の自由って決して自由ではなくて、もちろん、『TAJOMARU』の時代からすると僕らは物事を自由にチョイスできるけど、もっと精神的に解放できるようになりたいなと」

かっこいいぞ、小栗旬! 「クローズZERO」シリーズで男が惚れる男を体現した小栗が、今度は時代劇で、またまた男を上げそうな予感。中野裕之監督のスタイリッシュな演出も冴える本作に乞うご期待!【Movie Walker/山崎伸子】