「TAJOMARU」情報(4)足利義政・・萩原健一さん

HPのストーリーの紹介を読まれた方に。。

それも避けて。。公開を楽しみにしていらっしゃる方は。。読まないで下さいね。。パンフレットに載っているコメントです。。




Q:将軍 足利義政をどのように演じようと思いましたか?

東山文化の生みの親として知られる知性と教養の高い武将なので、そこはかとなくセンスの良さが滲み出るよう心がけました。

Q:撮影前にはどんな準備をした?

まず、京都の瀬戸内寂聴さんのところまで出向き、断髪式を執り行いました。その際に、寂聴さん愛用の杖もお借りしました。それから義政公の菩提樹である京都の祖国寺にも足を運び墓参りもしました。さらに尊氏公の菩提樹等持院にも伺い、足利歴代将軍の木像を拝見しました。


Q:将軍の衣裳の着心地はいかがですか?

将軍らしい豪華さの中にも気品の漂うデザインで、(ビジュアルディレクションの)柘植伊佐夫さんの並々ならぬ熱意と実力を感じました。あと私の提案で首に(全盛期のクリスチャン・ディオールのチーフデザイナーとして知られる)ジャン・フランコ・フェレのストールを巻いて出演しました。

Q:クライマックスの白州のシーンの撮影ではどんなことを心掛けて臨まれましたか?

歴史上、将軍が白洲に顔を出すのはあり得ないので酔狂者に見えて、実はものすごく威厳のある人物を演じるにはどうすればいいのか随分悩みましたね。

Q:直光を演じた小栗旬さんの印象を具体的なエピソードを絡めて教えて下さい。

自分の出番の前に現場を視察した時に、わざわざ私の所まで来て、深々と頭を下げ、挨拶と握手をしてくれました。そのすぐ後に一緒にお茶を飲んだ時に、私の方から彼にハリウッドに挑戦するよう勧めました。




山本社長小栗旬からの萩原健一さん

〜略〜。。それは田中圭だけじゃなく、小栗や柴本、やべにとっても同じこと。
何しろ彼らが対峙するのは、これが復帰作となる萩原健一をはじめ、松方弘樹近藤正臣本田博太郎といった錚々たる面々。日本映画の伝統という名のDNAがダイレクトに受け継がれる貴重な瞬間を本作では目撃できる。

山本社長萩原健一って男は昔からよく知っていて、彼が俺に見せた輝きが忘れられない。そんな萩原健一を俺はもう一度見たかった。この映画で、若手とぶつかる萩原健一を見てみたいという興味もあったし。」

映画を見ると小栗との直接的な絡みはあまりないように見えるが、

山本社長「お白洲のシーンで、将軍足利義政に扮した萩原健一さんだけを丸2日間撮った時も、(映っていない)コチラ側に小栗君も 田中君もみんな居たんですよ。」

そしてその時間が若手陣にとってとってもかけがえのないものであったことは、

小栗萩原さんの現場の居方を見ていて、この人は純粋にお芝居が好きなんだなってすごく感じたし、やっぱり真面目がいちばんだと思いましたね。」と言う言葉が象徴している。