旬君から。。白井晃さんのこと。。

http://d.hatena.ne.jp/sanahanna/20090707/p2

もう。。無くなってしまったVariety Japanのインタビューに載ったものの一部です。。

 「蜷川さんとの出会いもむちゃくちゃ大きいけれど、実際、舞台との最初の衝撃的な出合いは白井さん

感謝のレベルに大きさはないとおもうけれど、一番の感謝は白井さんと共演した浅野和之さん。いろんなものを頂いたので」

 けい古をしていても、「舞台のことをわかっていない」と言われるばかり。理由もわからずに試行錯誤を繰り返していたが、初日を迎えた時にある種のひらめきがあったようだ。

 「もちろん、芝居はへたくそですけど、ちゃんとやってるじゃん。何を言っているんだろう、この人たちはってずっと思っていたけれど、初日の舞台に立ったら『変わった』って白井さんに言われた。多分、すべての角度から見られていることを意識していない自分が、皆とは違うところだった。狭い劇場で、ステージに立つと一番前のお客さんとはこのくらい(約50センチ)の距離。一気に、あ、見られているんだと感じたら、全然芝居が変わったと言われて。さ細なことですけれど、すごくいい経験になったなあ

 テーブル越しに身振り手振りを交え、きっかけをつかんだ瞬間を再現する。まさに、息がかかりそうなくらいの間合い。余程、衝撃的だったのだろう。楽しそうに振り返る笑顔からは、舞台への強い思い愛をひしひしと感じる。「ぶっちゃけ、この先は舞台だけでいいやと思っているところもあります」。

http://d.hatena.ne.jp/sanahanna/20080818/1219043214

「acteur」の長塚圭史さんの連載コーナー「cffee shop」に旬君がゲストで対談した時の。。

長塚圭史さん:「宇宙でいちばん速い時計」の白井晃さん、どうだった

旬君:僕は凄い好き。初めての舞台は中3だったんですが、でも解ってなかった。白井さんに何から何まで教わったんです。

長塚さん:どんなことを?

旬君:全部です。ストレッチから一緒にやって貰って、稽古を始める数時間前から読み合わせにつき合って貰ってくれたり。

長塚さん:だいぶお世話になってたんだね。

旬君:立ち稽古の前のテーブル稽古を丁寧にディスカッション。稽古始まってしばらくはワークショップして、身体の動かし方や、表現の仕方とか、楽しかったですねえ。

長塚さん:白井さんの舞台って日本の演出家のものではないような感じだね。その世界観をやった後で、「ハムレット」?

(この舞台、公演中に「ハムレット」の稽古が始まって、旬君が講演を終えて翌日に駆けつけた時は立ち稽古も始まっていたという。。)