「天地人」。39話。。

最期だったので。。大雑把に載せますが。。まだ。。まとまりません。。

小栗旬演じる。。三成は最後まで。。凛々しかったです。
見事な三成でした。。表情も佇まいも。。台詞も。。本当に素晴らしかった。。
タイトなスケジュールの中。。旬君。。大役を立派に務められました。。。。
素晴らしかったです。。

期待以上の。。完璧な知将。。素晴らしい。三成でした。。☆

(*^-^*)



ドラマ・三成の言葉。。

強い者。。勝つ者が全て正しいとは限らない。 (この後も言葉がありますが。。。。)」

負けるは時の運。されど 大義はなお我にあり。。」

良い言葉です。。旬君もANNで良い言葉だと。。言ってました。。

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

ドラマでは有りませんが。。。。
斬首される前に 三成は干し柿を勧められますが

三成「柿を食べると腹を冷やす。身体に障る。」と言って食べなかったとされています。
これに対して「すぐに死ぬ身が 身体を気にする場合ではなかろう」と嘲笑されたと。
三成「大事を成す者は最期の最期まであきらめないものだ」と。。

大事とは。。豊臣の世を安泰にすべく。。戦う事。。最後まで。。命尽きるまで。。何が起こるかわからない。。その時に。。豊臣の為に働けるように。。


そこまで。。自分の命。。自身への評価など。。一切問題にしていない。。ひたすら。。秀吉に託された。。豊臣。。のことのみ。。



史実・三成の辞世の句は。。
筑摩江や芦間に灯すかがり火とともに消えゆく我が身なりけり

筑摩は三成の故郷。領地「佐和山城」があり、秀吉との出会いの場所。

心の残る地を想い 芦間に燃えているかがり火が消えていくとともに、自分の命も尽きていく。。

死ぬことは自然なこと。。何でもない。。覚悟は出来ている。

「かがり火」は「秀吉」と置き換えて読む。。という解釈もあります。。

我は秀吉とともに消える。。という。。意味があるとも。。




。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。



ただ。。。なんとも。。ストーリーが。。

素晴らしい三成。。良い脚本で演じて貰いたかったです。。





三成の最期。。初音を見つけ。。。「兼続に伝えよ!」。。でした。。(?ここにまで兼続?。。。)


先週。。小早川秀秋が三成に言った「上杉を尊敬しておるのじゃ。。会津討伐(上杉を討つ)に行くわけがない。。」っていうのも。。(?でしたが。。。根拠もなく。。上杉を。。養子先を探す頃から慕ってますが。。。)

関ヶ原。三成の陣と。。小早川陣は一番離れていました。。。
元々信用出来ないと感じていた三成。大谷形部。。
小早川の裏切りを予想して。。形部が。。小早川の傍に布陣していました。。

大谷形部は。。秀吉というより。。三成の友情に応える参戦でした。。

小早川の陣営に三成が出向いて。「関白」という言葉に小早川秀秋が。。反応して。。という設定を。。良い思いつきだと思って使いたかったのでしょうけど。。無いです。。



大谷陣は。。小早川の裏切りには簡単に負けてなかったのです。。
大谷600。。小早川8000。。という10倍以上の軍に対し。。善戦しました。。

東軍と戦い。。寝返った小早川軍に攻められ善戦しますが。。
更に 寝返った赤座軍。小川軍。脇坂軍。。朽木軍に。取り囲まれて破られてしまいます。。そんなシーンはアッサリなく。。

家康の長男秀忠を。。真田昌之。。幸村親子が僅かな兵で。。大軍を率いていた秀忠を。。途中で足止めをさせて関ヶ原に間に合わないようにしたという。。。

真田親子の凄い功績ですが。。さら〜と。。ナレーションで終わってしまってて。。この秀忠には。。家康の本隊とも言うべき頼りになる家臣達が。。家康の親心で。。ついていたのです。。

この大軍が関ヶ原に間に合わず。。というのは。。神が西軍に味方したくらいに凄いこと。。

でも。。西軍は。。家康の手が回っていて。。心ならずも。。三成とともに戦えない者。。東軍に寝返った者。。が出てしまいます。家康が怖かったという。。

三成と共に。。家康を恐れずに大義を貫く戦いを見せた者も。。
それぞれにドラマがあって。。


三成とともに斬首された。。小西行長。。安国寺恵瓊。。。


そんなことは大事なことではなく。。兼続を。。立派に見せる必要があるので。。


兼続が。。西軍の敗戦の報を聞き。。「何故だ?」って。。



ドラマの意図は「上杉&直江に非があってはならない。。」ってことなのかも知れませんが。。無理な台詞で。。一層変になってません?

自責の念に駆られ詫びる兼続の方が自然です。。。。
そういう心ならずも。。な武将達が沢山いたのですから。

何が正しいか。。一通りではないですから。
TAJOMARU」に被りますね。。^^。。

自身の武士としての忠義。。大義を第一に行動した。。
三成。。宇喜多秀家。。

自身の国の安泰。民を考え。。強いものになびいたもの。。

自身・家臣・国を考え。。苦渋の決断を迫られるもの。。

描きどころを幾つもカットして。。無理な話を入れて。。それで。。ドラマチックに描こう。。って役者さんに頼り過ぎな。。

三成が。。関ヶ原を後にして。。まだ半数以上も残ってる西軍を立て直すべく。。佐和山へ戻る。。三成の善政で守られた領民たちが。三成をかくまいます。。その三成の人柄がわかるシーンはなく。。初音さん登場。。(?です。。ここまで引っ張るなら。。三成の奥さまでやってほしかったです。。あ。。まさみちゃんは 兼続にも絡ませなきゃ。。なのよね。。。。)


今週の三成が小早川に伝えた「直江山城守に伝えよ。なにとぞ生きて。。我らの正義を後世に伝えよと。」と。。。。(?です。。そこまでの存在とは。。)

まだまだ。。あり過ぎるんです。。止まらなくなりそうです。。

主役を大きく見せるドラマだから。。当たり前だ。。と。。納得しようとしても。。。。自然に観れないお話でした。。


旬君が勿体なかった。。旬君居なかったら。。
大河にはならないんじゃないかと思えるほど。。陳腐。。(あ。言っちゃだめ。。)

三成の最期。。思う事は。。。秀吉から託された豊臣の今後のこと。秀頼のこと。共に戦った友人の武将。。家臣。。(家族)の事なら三成らしいかと。。

上杉が家康と戦わなかったことを「義」と正当化した先週で。。

関ヶ原の後。。再び正戦を。。ではなく。。ひたすら上杉の立て直しを図ったことを。。正当化するために。。それは
三成から。。「我らの正義を伝えよ。。生きよ」と遺言で言われたから。。ということにしちゃった。。

三成は自分達の評価なんて。。
秀吉を中心にまとまった国づくりのために。。秀吉への批判を自ら浴びて秀吉を守ってきた三成ですから。。後世に正義を伝えるなんて。。。。秀頼のこと。。ですよね。。

(そんな遺言。。ないです。。。)


普通に。。

先週も。。「今の状況で家康を討ちにいけない。。すまない。」と。

今週も。。「上杉の将来を思えば。。家康の命に従い。。その中で上杉の立て直しを図ることが最良の道だと選択したのだ。」と。。普通に進めてくれたら。。全く異和感がなかったのですが。。

何故。。そこまで作る必要ないですよ。。そういう武将が多く居たのですから。。


家康。。秀吉。。三成に関しては。。言われない悪評を受けた三成を。。事実はそうではなかった。。と。。しているのに。。

兼続が絡むと。。嫌われた人望のない三成。&。好かれる兼続と。。
何度も。。念を押すように。。出てきますから。。
新しい解釈の部分と。兼続との関係では 今までの解釈の三成にしちゃおう。。という。。




そもそも。。上杉が上洛する時も 三成は書状で丁寧なやりとりをし。。加賀まで出向き。。上洛後も沢山の配慮をして貰って。。。秀吉から。。特別な厚遇を受けたのは三成のお陰で。。兼続は三成に大変感謝をしていたのです。。

原作者も。。案内本ではそう書いているのに。。原作では兼続を美化したために。。
ドラマでは。。すっかり。。兼続が堂々の三成に助言する者に。。。


三成が上田の家臣に失礼な言動をし。。民に慕われる兼続を三成が羨むなども。。 江戸時代の作り話に。。更に 失礼な新たな作りバナシを 追加されたような。。

三成の真実を丁寧に研究し。。史実を見直している流れを。。邪魔しているような。。

でもあまりに。。嘘なので。。邪魔になっているかどうかも。。解りませんが。。小学生には。。正しいとされる本を一緒に読むように勧めます。。

三成の正しい姿を。。
兼続も。。こんな 偉そうな人じゃないです。
上杉ファンも。。ビックリでは。。


とてもちぐはぐな。。設定で。。。
旬君が。。誠実に演じてて。。。。一層気の毒。。

原作が。。故郷版に書いた「兼続を美化した物語」ですから。。それを全国版の大河にしたことに。。無理があったかも。。

主役の兼続の態度。。奥様の台詞が。。受け入れられないって。。
初音さんもこんなに最後まで絡んでくるとは。。。。

戦国時代は。。詳しい方も多いので
ドラマ化する時に。。全国版に変えて脚本が書かれるかと思っていましたが。。。
成り立ちにくいドラマのような。。