「TAJOMARU」。。社長の分析。。

社長の分析が。。ニュースになってました。。

私が感じた。。
地上波のテレビでの宣伝が少なかったような。。
前売りの劇場数の不利。。
宣伝のキャッチコピー「絶対、女を捨てない。己を曲げない。そして、どこまでも自由」。。が もっと違う方が。。良かったかも。。
http://d.hatena.ne.jp/sanahanna/20091016/1255644313


という想いとは全然。。別の。。^^
 
映画人らしい。。観客の気持ちを分析されてました。。。。^^


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2010.2.2 18:22

http://sankei.jp.msn.com/entertainments/entertainers/100202/tnr1002021824007-n1.htm

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間違いなく面白い映画。大人に見てほしい」と「TAJOMARU」を語る山本又一朗プロデューサー(谷口隆一撮影) 
山本又一朗プロデューサーに聞く》



 太陽を盗んだ男」や「クローズZERO」といった話題作を送り出し、日本の映画界を騒がせ続ける名物プロデューサーが山本又一朗氏(62)だ。人気俳優の小栗旬おぐり・しゅん)が主演し、ショーケンこと萩原健一の復帰作にもなった最新作「TAJOMARU」(タジョウマル)のDVD・ブルーレイディスク発売では、自ら宣伝の最前線に立ち「大人が深く感じられる映画」と訴える。

 ■「薮の中」が原作

 黒澤明の「羅生門」と同じ芥川龍之介の「藪(やぶ)の中」を原作にした「TAJOMARU」。家督をめぐる確執から兄に追われ、家臣や最愛の姫にも裏切られて、武士から盗賊に身を落とした小栗演じる多襄丸(たじょうまる)が、どん底からはい上がっていく姿が描かれる。

 「黒澤さんの中では『羅生門』と『天国と地獄』が好き」という山本プロデューサー。「羅生門」の原作が持つ真実をめぐるストーリーを、今の時代に合うように、ラブストーリーで描けないかと考え「TAJOMARU」を企画した。

http://sankei.jp.msn.com/entertainments/entertainers/100202/tnr1002021824007-n2.htm
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「間違いなく面白い映画。大人に見てほしい」と「TAJOMARU」を語る山本又一朗プロデューサー(谷口隆一撮影) 小栗の起用は、自身が代表を務める芸能事務所の看板俳優で、「花より男子(だんご)」などに出演して、女性の人気を確実にしてきた小栗に「大人向けの作劇性が豊かな作品を経験させたい」という意図があったから。期待に応え、ショーケン松方弘樹といった大御所たちを相手に、挫折を乗り越え立ち上がっていく若者を演じきった。

 2009年9月の公開時も、人気者の主演作ということで注目を集めたが「大人の映画なのに、大人に見てもらえなかった」という悔いが残った。

時代劇で芥川ということで、女性ファンにはいつもの小栗君の映画と違うと思われてしまった。かといって大人は、若い女性向けの映画と思ってきてくれない。どちらもとれなかった

 ■自分を貫く大切さ

 DVDとブルーレイの発売で宣伝に立ったのは、映画の魅力を改めてアピールしたかったからだ。「ショーケンはセリフの一言一句に入り込んで自分のものにしてしまう。松方さんには小栗が『スピードが違うんです。いくら速く打っても良いんです』と驚いた」

http://sankei.jp.msn.com/entertainments/entertainers/100202/tnr1002021824007-n3.htm
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「間違いなく面白い映画。大人に見てほしい」と「TAJOMARU」を語る山本又一朗プロデューサー(谷口隆一撮影) 将軍として小栗たちの上に君臨し、老かいさにあふれたセリフを話すショーケンや、先代の多襄丸として小栗と戦う松方の演技には、ベテランの役者ならではのすごみがあふれている

 描かれているテーマも、迷いの中でも自分を貫く大切さを訴えるもの。それでいて哲学的にはならず、戦いがあり恋愛もありと、エンターテインメントとしての楽しさにも目を配った。「こんな面白い映画はないよと、おれが言っているんだから間違いない」

 見ればその言葉が真実かが分かる。(谷口隆一/SANKEI EXPRESS)