小栗旬さん。。インタビュー。。


23日発売 ぴあ別冊「ぴあ EX」9月号より。。

恵介君のインタビューはコチラで。。
http://d.hatena.ne.jp/sanahanna/20100726/p16

旬君も沢山の雑誌や特番で語ってますから。。ご存じの方も多いかと思いますが。。
ごく一部を。。簡単に。。

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自分の高校2年の1年間が最高に楽しくてすごくいい思い出なんです。。その時の実感を核にして。。もっとあんなことをしたかったというフィクションとして拡大していった。。

(高校生5人が行うちょっとした悪戯。それがきっかけで彼らに芽生える気合と青春の無軌道なパワー。それこそが小栗がその実感を感触として分る20代のうちにフィルムに刻みたかったもの。)

(武藤さんの初稿にすごく気に入って感動したという旬君でしたよね。)
武藤さんの2稿で。。5人の幼少時代のエピソードをバッサリなくしたときには、軽いぶつかり合いもありました。僕はどうしても彼らが幼馴染みのところから見たかったんです。。
とこだわりも見せる。

途中段階の脚本を何人かのプロデューサーに見せ。ようやく映画化に。。
その情熱と行動力は制作が本格化してからも一貫し。。「他人が探してきたところでは撮りたくない。」とロケハンにも可能な限り参加。
超多忙な中。。クランクインの数週間前からカメラマン。。助監督。。スクリプターを呼び。。自分がすべての役を演じて。。カメラワークやカット割りも考えたというから大したものである。
天地人」の撮影と脚本の打ち合わせ。。

プロデューサーサイドが要求するスケールを出すためのクライマックスが考えられず。。無理だ。。と思ったことも。Pからは。。「まだ書けてないところは現場に入ってから台本を差し替えながら撮っていこう。」と提案されたが。。「役者だったらそんな現場には行きたくない。」と。。それも断った。。
最終的にはPに「オマエの好きなようにやれ。」と言われ。。武藤さんと一晩かけて最終稿を書きあげた。と。

顔合わせの時には役者たちがすごく不安そうで。。メインの5人にはメールを送って家に集まって貰い。自分の中には撮りたい世界が完全に出来あがってる。信じてついてきてほしい。」と話した。(ノープランで。。撮りながら考える。。などではないと。。)

熱く責任感が強いだけではなく。。他人に対しての心配りも人一倍。特に役者に対しては自分がやられたくないことは絶対にしないという姿勢を徹底させる。。
それだけに彼に対する同年代の役者からの信頼は厚い
。。


シュアリー・サムデイ」に見られる小栗旬の世代の特性は人間関係だけではない。。

同じものを同じ年代の時に見聴きした者にしか伝えられない世界観。大人が解ったふりして作った青春映画には絶対に出せないもの。
今回の美術にも
。。

美術担当の橋本(創)くん。は旬君より1つ上で。。美術監督デビュー。だから育った感覚が似てると。。
クランクインの数か月前。。「ムサシ」の公演中。。大阪にも案を持ってきて相談したそう。。
それを聞いて。。一度も感覚の違いを言ったことはなかった。

映像表現でもそれは同じだった。。

竹中さんと遠藤さんのシーン。。
あそこは現場で急に「スローモーションで撮りたい」と言ったら。。助監督の松永洋一さんが。。「任せて下さい。もうフォトロンを用意してますから。。」って返してくれてとても頼もしかった。。

その時のシーンで。。流れる『アベマリア』も小栗のセンスを優先させた。。

菅野よう子さんに音楽を担当して貰うことも小栗の夢だった。。「昔。兄貴がスゴいアニメがある。と教えてくれたのが。。『カウボーイビバップ』でその時に兄貴が「俺が映画を撮ったら。。菅野さんに音楽監督をして貰いたいんだよね。」って話してた。。兄貴より先に俺がして貰いましたが。

この映画に携わってくれたすべてのひとたちへ」と気持ちを込めて入れさせて貰ったエンドクレジットのハートマークまで。。小栗の信念と遊び心に彩られた「シュアリー・サムデイ」。

この青春ムービーが商業主義に走り過ぎていて退屈な日本映画に新風を吹き込むのは間違いない。。時代は確実に小栗旬と彼らに傾きかけている。。

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(ごく一部を。。簡単にお伝えしました。。)

教室から逃げるシーンの映像と「Guilty」。。いいセンスですよね。。

少年時代の巧と。。美沙とのシーンと。。
大人になった巧と美沙の空港のシーンは。。
同じ音楽『Because』が流れて。。よくできてます。。

シュアリー・サムデイ」は。。本当にいい曲で。。(*^-^*)。。もっとヒットしてもいいと思うんですけど。。
5人のファンは確実に増えますよね。。^^

横田さんも。。元々カッコイイですけど。。一層カッコいい宮城さんですよね。。シブくて。大きくて。。あちこちから。。オファーが増えるのでしょうね☆

「バンドやろうぜ」の
クズヤロー。カスヤロー。バカヤローでもいい。自分に嘘つかなけりゃ 輝いているなら
もいいよね。。