パンフより紹介(5)山本P。。。
これは。。一部を抜粋。。
略。。
人は「いつかきっと・・」と夢物語を描くのだと思う。ただ。。98%ぐらいの人は夢を叶えられないで死んでいく。
映画は夢を叶える話ばかりが多いけれど、そうした「代弁」もリアリティーがなくなってきている。頭が良くなって嘘を見破るようになった。。
「実際には、そんなにうまくいかないよ。」オレたちの人生ーー」
そういうリアリティーがこの映画にはあると思うんだ。
小栗と企画を薦めているときに俺が思ったのは「いつか、きっと・・」は来ない、ということだった。
だけど「いつかきっと・・」と思いながら、ドブの中でも前のめりに倒れられるなら、人間はそれでいいんじゃないか。目的を達成することが人生ではない。達成する目的に向かって生きる、ということが幸せなんだと考えた。
略。。
思い通りにいくことなどないけれど。。仲間がいて一緒にはしゃぐ。それは結構幸せなことなんだと。
どシリアスとコメディーは紙一重。それは小栗自身にある感性だよ。
どんなシリアスな状況下でも。。どこか自分を笑いながら生きている。苦しければ苦しいほど、「しょうがないですよね。」と明るく笑える性格の良さがあるんだ。
しんどい時ほどそう言える。そういう人間性が明らかに反映されているよ。