無くならないうちに。。^^


6月16日配布 「ジェイヌード 116号」

配布場所にお近くの方は。。なくならないうちに。。

遠い方。。無くなってたぁ。。って方は。。

コチラのネットでも。。記事が読めます。。^^
親切〜〜♪
朝日新聞出版 最新刊行物:フリーペーパー:ジェイヌード:ジェイヌード 116号・2011年6月16日号

インタビュー記事はコチラで。。
http://publications.asahi.com/jn/intreview/116.shtml?PHPSESSID=6ro7m9c2utvu7dgui1ckhtpra1



小栗 旬 インタビュー
不安とも
手をたずさえて

観客の前に立つ日まで
稽古を通してつくりあげていく。
その瞬間にしか味わえない時間を
お客さんとともに共有する。
だから舞台が好きなんです



酒の席で語った夢が
いま現実になります


 舞台に立つ役者・小栗旬さんの姿に、“不安”という言葉は想像しがたい。身体じゅうにエネルギーがみなぎり、水を得た魚のように板の上を大胆に泳ぐ。でも、これがいまの心境。数々の蜷川幸雄作品をはじめ舞台経験が豊富な小栗さんは、この夏、新たな演出家との船出に乗り出す。いのうえひでのりさん演出の劇団☆新感線の舞台、いのうえ歌舞伎『髑髏城の七人』の稽古を20日後にひかえたこの日、小栗さんのなかには、ここちよいざわめきがあるようでした。

「噂にはお聞きしていますが、実際、自分はどんなふうに演出されるんだろう……。いのうえさんの作品には一度は出させていただきたいと思っていました。これまで酒の席で新感線の方々にお会いしたり、プロデューサーの細川展裕さんには『ぼちぼちやろうか!』と声をかけていただいていたんです。

だから、ようやくできるんだという気持ちです。ただプレッシャーももちろんある。新感線の代表作で、みなさんそれぞれに思い入れがある作品ですから。それに古田新太さんが演じられてきた役ですし……。

でも今回はこれまでの『髑髏城の七人』とはまたガラリと違う、若さとエネルギーがあふれる舞台になるといいな。ただひとつ心残りなのは、新感線の舞台なのに古田さんがいないこと(笑)」『髑髏城の七人』は1990年の初演以来、7年ごとに上演されてきた。
今回はキャストを若手に一新し、古田さんが1人2役を演じてきた主人公の捨之介と天魔王を小栗さんと森山未來さんが演じる。
「森山くんとも酒の席で面識がありましたし(笑)、もちろん、ずっと一緒にやりたいと思っていましたよ! 僕ら20代の役者のなかで抜群に舞台経験も多いし、演劇をこよなく愛しているひと。もっともアグレッシブなチャレンジ精神の持ち主の1人だと思うので、稽古が楽しみです」



Shun Oguri 1982年、東京都生まれ。98年、連続ドラマ『GTO』(CX系)で連続ドラマ初のレギュラー出演を果たす。俳優として活躍しながら、2010年には『シュアリー・サムデイ』で初監督を果たす。11年は映画『岳 - ガク -』(片山修監督)につづき、『キツツキと雨』(沖田修一監督、2012年公開予定)、いのうえ歌舞伎『髑髏城の七人』(中島かずき作、いのうえひでのり演出、8月7日〜)、夏スタートの連続ドラマ『荒川アンダー ザ ブリッジ』(TBS系)が待機。また、12年2月公開予定の『荒川アンダー ザ ブリッジ』(飯塚健監督)、春公開予定『宇宙兄弟』(森義隆監督)にも出演する
http://www.tristone.co.jp/oguri/

森 鈴香(ジェイヌード)=インタビュー、文
奥村恵子(image)=写真