大ヒット中の『銀魂2』の面々が、今度はギャグ満載の配信オリジナルドラマで大暴れ!

大ヒット中の『銀魂2』の面々が、今度はギャグ満載の配信オリジナルドラマで大暴れ!(紀平照幸) - 個人 - Yahoo!ニュース
8/26(日) 21:32


 昨年夏に実写映画化された劇場版『銀魂』は2017年度の邦画実写ナンバーワンの大ヒットを記録。この作品には「最初で最後の実写版『銀魂』」なんていうセリフもあったのですが、もちろん撤回(いちおう予告編で謝罪していました)。

続編『銀魂2 掟は破るためにこそある』が製作され、現在大ヒット公開中です。このフットワークの軽さも、いかにも『銀魂』的。

 さて、このドラマ、本編以外にもスピンオフの配信用ドラマが製作されていて、昨年7月にdTVで配信された『銀魂−ミツバ篇−』の大好評を受け、こちらも映画の続編公開に合わせて続編が製作されました。その名も『銀魂2−世にも奇妙な銀魂ちゃん−』。

もちろん、監督・脚本は本編同様、福田雄一が手がけています。全3話で、原作の中からギャグに特化したエピソードをドラマ化。


第1話「眠れないアル篇」

 まず8月18日から配信されているのが第1話「眠れないアル篇」(原作:「寝る子は育つ」)。

神楽役の橋本環奈がdTV版に初登場。昼間にダラダラしすぎていたため、夜さっぱり眠れなくなった神楽。坂田銀時小栗旬)と布団を交換してみたり、運動をしてみたりするが効果なし。それに付き合わされる銀時もすっかり目が冴えてしまい…。


第2話「土方禁煙篇」

 8月25日配信開始の第2話が「土方禁煙篇」
(原作:「タバコは一箱に一、二本馬糞みたいな匂いする奴が入っている」)。
沖田総悟吉沢亮)の提案で真選組屯所が全面禁煙となりヘビースモーカーの土方十四郎柳楽優弥)はイライラ。やがて江戸中に禁煙令が施行され、追いつめられた土方は思い切った行動に出ることに…。
ここでは「銀河鉄道999」や「ドラゴンボール」のパロディが展開されていて、原作にも出てこないメーテル山本美月)や鉄郎(矢本悠馬)までが登場します。


山本美月扮するメーテルが登場

 9月1日から配信がスタートする第3話「いくつになっても歯医者はイヤ篇」
(原作:「幾つになっても歯医者は嫌」)。

歯医者の待合室でプレッシャーに負けそうな銀時。そこへ土方も治療にやって来て意地の張り合いが展開することに。そんな彼らを待っていたのは、とんでもない治療でした…。ここではアニメ版の『銀魂』でマダオの声を演じていた声優の立木文彦が実写版でマダオ役に初挑戦。


第3話「いくつになっても歯医者はイヤ篇」

 劇場版では笑いを散りばめながらも熱い男たちの激突が描かれていますが、このオリジナルドラマにあるのはひたすらギャグばかり。特に小栗、橋本、柳楽の3人は終始ハイテンションなやり過ぎ感たっぷりの演技を披露して笑わせてくれます。あえてチープかつベタなパロディを盛り込んで脱力させてくれるのは、いかにも福田監督らしい持ち味。近藤勲役の中村勘九郎にセリフを言わせない贅沢な使い方もニヤリとさせます。

 サブタイトルが『世にも奇妙な銀魂ちゃん』とあって、松平片栗虎役の堤真一が『世にも奇妙な物語』のストーリーテラーであるタモリを意識した(全然似てないけど)前説を担当。

 なんと主題歌は劇場版で高杉晋助を演じた堂本剛書下ろし楽曲の「ENDRECHERI/One More Purple Funk」という豪華版です。ちなみに堂本自身はこのドラマ版には出ていません。念のため。


(『銀魂2−世にも奇妙な銀魂ちゃん−』第1話と第2話はdTVで配信中。第3話は9月1日配信開始)


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